1月20日は、ひなの「うちの子記念日」。
3年前の今日
ひなは、我が子になりました。
上の画像は、譲渡当日に撮影したものです。
因みに、センターに保護された頃の画像はコチラ↓
ボロボロの、ハゲハゲです。
ひなは野犬の子供。
不衛生な環境にいたため、皮膚病にかかっていたのです。
お腹には虫さんもいたそうで・・・。
もちろん、人への警戒心はMAX!
懐っこさ、ゼロ~。
一昔前なら、他の自治体での保護だったら
「これはダメだ」と処分されていた命かもしれません。
けど、この子はこうして此処にいる。
皮膚の治療、心のケアを根気よくして下さった
センター職員さん&ボランティアさん達には
心から感謝しています。
沢山の方々のおかげで繋げた命。
思い切り可愛がって大事にするんだ・・・・。
そう思って我が家に連れて帰ったのですが
思い切り拒絶されたYO!
そりゃそうです。
山でお母さん達と暮らしていたところを
この世で一番コワイと思っていた「人間」に捕まえられ
それでもやっと、センターでの環境に慣れてきたのに
「今度は、このおばちゃんかい!誰やねん!」
そうなるのは当たり前です。
「このおばちゃんは味方なのか敵なのか」
私の様子を観察し続けた、ひな。
体に触れようとすると噛み付き
目が合うとクレートに逃げ込む毎日。
「この子はウチに来て幸せなのか」
「私では役不足だったのでは」
弱気になる私にボランティアさんは
「今は無理せず、のんびり待ってあげて。
永い犬生のうちの、ほんの数か月だよ。
散歩できなくても触れ合えなくても大丈夫。焦らないで」
と言って下さったのです。
・・・待とう。
お母さんなんて、思ってもらえなくていい。
「あれは、無害なおばちゃん」だと思ってもらえるまで
ずっと待つよ。
ここは安全な場所だ。
気を抜いて生活できる場所だと分かってもらえるまで
ずーっと待つとも!
「いつか分かってくれますように」
そう祈りながら生活していた、ある日。
あんなに私を拒絶していたひなが
そろ~っとケージから出て来て
庭掃除をする私を後追いする様に
じっとコチラを見たのです。
うれしかった。
分かってくれたんだ、と思いました。
特別な何かがあった訳ではなく
ひななりに続けた観察の結果
私は「無害なおばちゃん」として認識されたんだと思います。
それからはもう、一気に
ヤンチャ度が増していって
え、この子実は
お茶目さんなんやない?と気付きました。笑
今、こうして振り返ると
私は何ひとつ、できなかった。
ひなの頑張りを、そばで見て来ただけだった。
そして、3年経った今。
こんなに立派に成長した、ひながいる。
一方、私は成長はせず
ただ顔が老けただけですが
「おばちゃん」から「お母さん」になれたかなと思っています。
「ずっと、この子の傍にいたい。」
「ひなが幸せでありますように。」
この二つは、私の本当の気持ち。
「ひなのお母さん」としての気持ちです。
この気持ちは、
これからますます強くなっていく気がムンムンします。
自分自身より、大事な存在。
そんな存在と出会い、人生を共にできている私は
なんて幸せなんだろうと思います。
ひな、私に幸せをくれてありがとう。
これからも、宜しくね・・・・♪
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