８年前の３月１１日。
チコパパは仕事で関東にいました。
ばーたんは心臓で入院中。
そしてチコは原因不明の痙攣発作を起こし
夜中に救急病院へと走りました。
ニュースでだんだん分かって来た被害状況。
・・・想像以上でした。
私はしばらくの間、ブログを休止する事にしました。
「更新を自粛すること＝心を寄り添わせること」だと思ったからです。
すると、被災地にいらっしゃる皆さんから
私のもとに、メッセージが届き始めたのです。
「こういう時だからこそ、チコたんの笑顔が見たい」
「いつもの散歩道が見たい」
「私たちの心を「日常」につなぎとめて欲しい」
避難所にいる子供さんからもメッセージをいただきました。
「ママの電話でチコたんのお顔を見てます」
「チコたんへお手紙を書きました」
「いつか、遊びにきてね！」
私はブログを再開しました。
正直「これで本当に良いのかな」という迷いはありました。
それから数年後、チコは虹の橋を渡っていきました。
私の生活は一気に色を失いました。
でもそんな中
「ワンコ友達さんの元気そうな姿」や
「幸せそうなママとワンコの姿」を見るうちに
少しずつ少しずつ前に進めたのです。
チコの訃報を公表した時には
本当に沢山のメッセージをいただきました。
ひなを迎えた時も。
「辛さ」「苦しさ」は、実際に経験した
その人にしか分からないと、私は思います。
でもだからこそ
そこに「寄り添おう」として下さる存在に
私は救われました。
「お顔は見えなくても、つながっている。」
その事が私の支えである様に
私も皆さんにとって、そんな存在になれますように。
おこがましくも、そう願う私です。
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